くらの先生の日本舞踊漫画『さんさん桜』がとても面白い。

『さんさん桜』の何が面白いかといいますと、主人公がヒメに翻弄されているところがもう完璧です。ギャグパートで小悪魔に振り回されるキクオ君がとても可愛い。なのに、ガンガンぶちかましてくるシリアス展開。作者自身が日舞経験者なので、シリアスシーンを彩る日本舞踊シーンもばっちりキマってます。指先まで気合を入れているのが、絵を見るだけで一発でわかる勢いの素晴らしい作品です。

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『さんさん桜』のヒメがどれくらい小悪魔かというと

これくらいです。

とてもよき(語彙力の崩壊)ヒメかわいい。むしろ翻弄されるキクオが一番可愛いまである。ここまでくればもうキクオがヒロインです。私がそう決めました。

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くらの先生は将棋に関係があったりなかったり。

さて、将棋についてのこのブログでいきなり日舞漫画の紹介記事ということで「なんの関係があんねん!!!」というツッコミが来そうなのですが一応理由があります。

なんとこの作者のくらの先生、初期の頃に将棋ウォーズでアバターを描いていた方です。広報アカウントの中の人でした。

将棋ウォーズといえばたびたび話題になる例のイラスト。そうです。あれです。

画像は将棋アプリ『将棋ウォーズ(HEROZ)』より

将棋ウォーズと言えばこの「パンツを脱ぐ」のエフェクトが未プレイの人にも有名です。なんとこれを描いたのも当時は別の名前で描いていたくらの先生。

先日、女流プロ棋士の香川愛生さんも某日本最大の同人イベントで同人誌を頒布しましたが、そちらの同人誌にも寄稿していらっしゃる。ここまでくればこれも実質将棋記事です。

ところがこの「さんさん桜」、ジャンルがマイナー過ぎて初動が芳しくなったようで。ですがTwitterなどで観る限りではファンも多く、結構な数が売れているようなので逆転の目がないわけではない状況。というわけで、私が激推し中のさんさん桜、是非読んでみてもらいたい。

作品を読むにはどこから?

こちらのツイートから無料で1話と2話が読めます。このツイートのツリーにくらの先生がリプライで追記してくださっているので、最新の情報もこちらから追っていけるかと。というわけで1話2話を読んでみて気に入ったらぜひぜひ。

単行本の方も実際に手に取るとめっちゃいい感じの雰囲気に仕上がっていました。デザイナーさんはやはりすごい。

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