はい、将棋の勉強と言えば?と問われて挙がらないことがない詰将棋。ちょっとした空き時間にもできて絶対に無駄にならないので損がないためオススメされやすい勉強法。
ですがこの詰将棋、出先でのちょっとした空き時間にやるためにはその詰将棋の問題が手元にないといけません。バッグの中に一冊入れておくだけですが、意外と重いんですよ、紙。
そこで活躍するのがスマートフォン。ほとんどの人が常に持ち歩いているので、わざわざ詰将棋本を持たなくてもスマホで完結してしまえば何の問題もなし。
ということで、スマートフォンで詰将棋が出来る方法を紹介していきます。
スマホで詰将棋本が開ける電子書籍サービス3選
ここ数年で一気にメジャーになった電子書籍。
この電子書籍なら、場所を気にせず常に詰将棋の本を持ち歩くことが出来ます。スマートフォンさえ持ち込めれば。
というわけで、おすすめの電子書籍サービスの紹介から。
Amazonの電子書籍(kindle)
みなさんご存じAmazonです。
地元の書店では欲しい棋書が売ってなくてお世話になっている方も多いかと。
このAmazonでも電子書籍が売っているのですが、kindle端末を持っていなくてもスマホ向けアプリをインストールすることで読めます。というわけで、商業ルートで販売されている信頼性のある詰将棋本がスマートフォンの中に入るわけです。
面白いことに、こんな売り方をしていたりもします。
なんと将棋世界の付録の単品売り。オークションを探さなくても公式で単品売りしていますので、ネットで高評価な付録があったら購入してみるのもアリ。
月額固定で大量の本が読み放題になる 「Kindle Unlimited」 というサービスがあるのですが、そちらに棋書が入ってたりもするのでビジネス書や小説などをガンガン読む方は 「Kindle Unlimited」 が使えるAmazon kindleがおすすめ。
DMM.comの電子書籍
意外かもしれませんが、DMM.comでも将棋本の電子書籍は結構あります。
大人の人向けのイメージが強いかもしれませんが、大人向けはFANZAへと分離したのでDMM.com自体は未成年でも安心なサービスになっています。
このDMM.com、電子書籍を買う前にサンプルとして10Pほど読めます。なので「電子書籍で詰将棋って画面が小さすぎて見えないんじゃないか?」と思ったら実際に開いて確認可能。ありがたい。
Twitterの将棋クラスタが大好きなこの本もバッチリおいてあって試し読み可能です。
将棋「初段になれるかな」会議 著:さくらはなを試し読みしに行くポイント還元キャンペーンが強くて30%還元は当たり前だったりします。この記事を書いている現時点では初回購入でポイント50%還元キャンペーンをしていますので実質50%オフです。
アニメ化作品が30%還元みたいなキャンペーンもあるので、ラノベやコミックも楽しみたい方はこちらをおすすめ。
楽天kobo電子書籍ストア
こちらもみなさんご存じ楽天。この楽天でも楽天koboとして、電子書籍の販売をしています。品揃えも楽天らしい感じ。ビジネス書なんかはA社に譲りますが。
将棋世界の付録の単品売りもしていますので、Amazonさんとお好みで使い分けてみると良いかと。
楽天で元々ガンガン買い物をしている、なんて人は楽天を使ったほうがオトクになるケースが。
スマホでできる詰将棋アプリ3選
電子書籍ももちろん便利ですが、スマートフォンならやはりアプリは外せない。本はページをめくって説明を読むシステムですが、スマホアプリの詰将棋なら実際に動かせるものも多いです。
ただ、アプリで無料で出来るものと有料で本として売られている詰将棋を比べてしまうとやはり「上達するために役立つ」という意味では本の方に軍配が。
ですが、お手軽に詰将棋が出来るのはアプリの利点です。
ということで、おすすめのスマートフォン向け詰将棋アプリを紹介。
詰将棋アプリといえばこれ。「スマホ詰めパラ」
まずは無料の詰将棋アプリといえばこれ「スマホ詰めパラ」です。
有名な詰将棋本『詰将棋パラダイス』の名前を冠している通り詰将棋アプリといったらコレというぐらいメジャーではないかと。
以前このブログでも単独で取り上げてたりします。
【無料の詰将棋アプリ「スマホ詰めパラ」が初心者におすすめな理由。】
上記の記事でだいたい言いたいことはすべて書いてしまったのですが、無料で詰将棋ができて、物凄い問題数のアプリです。
通常の詰将棋は攻め方と玉方の両方の手を自分で考えますが、このアプリは自分が攻め方の駒を動かすと玉方の駒を勝手に動かしてくれるので、うっかり受け間違えて早詰めなんてことがありません。新設設計。時間も計ってくれるのでゲーム性も少しUP。
10年遊べる「毎日ねこと詰将棋」
「10年遊べる」はアプリ開発者の方の出している説明文より。毎日更新される上に過去問が1000問以上。こちらもAIが玉方を動かしてくれるシステム。
しかも無料でアプリ内課金もなし!ですが、完全無料ということは当然のごとく「androidのみ」です。iOS向けのアプリはどうしても開発者に負担かかっちゃいますからね……。
ということでandroid使いの方にはこれがおすすめ。サクッと遊べます。
詰将棋も可能な将棋対局アプリ「将皇」
本来は将棋の対局アプリですが、詰将棋モードもあるので。毎日何問かの詰将棋が更新されるので、ふとした時にちょっとプレイするのに最適。過去の問題もプレイ可能ですが、大量に過去問を解く場合には広告視聴が必要に。
詰将棋の他に「勝ち切れ将棋」という有利な局面から詰まし切るまで指すモードが終盤力強化にオススメ。
詰将棋だけじゃなくその少し前からの総合的な終盤力を磨くなら本当にオススメです。
無料で詰将棋ができるサイト3選
日本将棋連盟の「まいにち詰将棋」
さすがにここを外したら怒られてしまうでしょう。日本将棋連盟公式サイトの詰将棋。
無料アプリではプロ棋士の先生が作った詰将棋をお目にかかることはあまりありませんが、ここなら当然のようにプロ棋士作の詰将棋が。
あとさりげなく懸賞付き詰将棋があったりするので、定期的に覗いてみると良いかもしれません。
将棋タウンの「やさしい詰み」と「実戦の詰み」
将棋タウンさんのところにも詰将棋があります。「実践の詰み」と「やさしい詰み」のところの問題数はそれなりですが、3手詰め・5手詰めのところは合わせて1000題以上あるので、将棋初心者が解く分にはしっかりボリュームがあります。
が、解答部分での説明があまり詳しくはないのでその点では若干上級者向け。といっても詰将棋アプリでは解説が全くないこともあるので、そちらに比べれば親切なのかもしれません。
将棋サプリ2.0の「毎日の詰将棋」
将棋サプリ2.0さんのコンテンツのひとつ「毎日の詰将棋」
こちらは将棋サプリ2.0さんがTwitterで毎日配信している詰将棋の問題と解答をまとめたものです。
解答のところに解説がないので上級者向けになりますが、1手詰・3手詰・5手詰の問題がたくさんあります。
解説なんてなくても良いからとにかく数をこなしていきたい!という人にはおすすめ。
さいごに
ここまでで「電子書籍の将棋本(棋書)」「スマホアプリ」「詰将棋サイト」と紹介してきましたが、それぞれ特徴を持っています。
本であれば解説がしっかりしていますし「どういう問題が上達の役に立つか」を考えて作られていることが多いですし、アプリは楽しみながら詰将棋ができるように工夫されていたりします。
というわけで、状況によって使い分けることが大事だと私は思っています。
本当の初心者ならまずは本を買って基礎を学び、アプリで数をこなして経験を積み、玉方の駒を動かしてもらえない詰将棋サイトや難しめの詰将棋本の問題に挑戦するなんて手順が一番楽なのかなと。
みなさんに合った詰将棋法を見つけるお役に立てれば幸いです。
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